2004 Dream School Project - Peace through Poetry -

ドリームスクール・プロジェクト  -詩に平和の願いをこめて-

2004年5月21日(金) 午後9時 〜 午後10:30 於:4F 第2語学室

使用機材等 : TV電話(Phoenix min)、 ISDN回線、50型プラズマディスプレー、デジタルビデオカメラ、マイク等

参加者:生徒13名(普通科・外国語科2年生、希望者)、教師3名 (詳細情報へ) (English)

今回のDream School Projectは、本校(2003年度)1年生6クラスが参加したPeace through Poetry Project参加校を中心に多地点・同時接続TV会議としておこなわれました。Peace through Poetry Projectは、「詩を通して、世界の子供達を結び、世界平和を創り上げる」というプロジェクトでした。世界12ケ国・22校が参加しWeb上で作品を発表しあいました。その総仕上げとして、アメリカ・シカゴのリサ先生が「Dream School Project 2004」として提案し、企画されたものでした。4月から参加校は準備に入り、本校は2年生に呼びかけを行い、12名が参加しました。「詩の朗読者3名」を選び、他の生徒は役割分担をして持ち時間の構成や飾り付けの準備にあたりました。「詩」は、1年生時に各自が作った(webにアップ済み)ものを利用するので、朗読練習と英語での説明の為の準備を行いました。TV会議は、参加各国の時間を調整した結果、日本時間午後9時開始しと決まりましたので、参加生徒・教師は学校に宿泊することになりました。
そして、当日。午後6時半、食堂に集合して、夕食をとりながら最後のミーティングを行い、その後準備に入りました。会場の飾り付け、朗読の練習、機器のセッティングと最終チェックとスムーズに進みました。生徒は1年生時に「情報A」の授業で、海外のとTV会議やビデオチャットを経験しており、余裕の表情でした。ISDN回線の接続テストも事前に済ませ、後は本番を待つだけです。
午後9時、フロリダのジョイ先生からTV端末機に接続コールがあり、既に接続済みの学校の様子が画面に映し出せると、歓声がわき、hello, can you hear us? can you see us? と声が飛び交い、しばらくの間、挨拶が続きました。しかし、イギリスとイタリアの映像が入ってきませんでした。回線状態か機器の設定上の問題で接続できないようでした。また、兵庫県 の高校もシステム上の不具合から参加できませんでいた。その後、司会進行のシカゴのリサ先生から「接続済みの4校(アメリカ3、日本1=本校)で行う」ことが報告 され、進行上の注意後、「詩の交換」が始まりました。4校の詩の朗読後、リサ先生が各校に対して質問・回答の場を設け、詩の意味や学校の様子などを語り合いました。午後10時30分、再会を約束して「さよなら」を言いました。(
当日、回線 トラブルにあったイギリス・Swanhurst Schoolからのビデオクリップ(wmv)です 。

会場の後かたづけ後、宿泊棟(セミナーハウス)に移動しましたが、TV会議の感動の余韻か、眠ることができず、深夜まで語り合いが続きました。(翌日は、土曜日でしたが、学校開放日ということで、保護者が授業参観などに来校するので、朝寝坊はできませんでした!)(担当・杉本)