先日のテレビ会議においての愚見
勇輝
普段の生活においてもすでに電話、テレビなどによりその場にいない人間の
声、映像などを受信することができる今、海外とテレビを通じて会議が出来る
ということは別に驚くべき事実ではないのかもしれない。だが、あの海を越えた
ところにいる人間と会話が成立した瞬間には、さすがに驚きと感動を隠さずには
いられなかった。もはや人と人が会話のやり取りをすることにおいて、
その人と人との間の『距離』など関係ない時代になった。どこにいても、
どこにいる人でも(一概にそうとは言えないが)、僕たちは会話という形を持って
人との関わりをもつことができる。そのことに僕は驚きと感動を覚えた。
互いに共通の言語をもって、離れた人と些細なことのやり取りをする。
大した事ではないかも知れないが、それだけで人と人は関係をもつことができる。
これがこれからもたらされるであろう『グローバルコミュニケーション』、
つまり国際交流の片鱗なのかもしれない。こういったものが世間体一般に普及し、
さまざまな国の人々と簡単に交流を深めることができる。いよいよこのような
時代がくるのだと改めて感じさせられた一日であった。